process II
 
 
 
いま孕んだのが風で
もう
 
おまえはここから決して見えないところに立て
誰もが目指せるように
 
おまえの名は雪のなかに咲きくるう裂傷を洗え
その
花びらの着地を
 
また
いま抱いたのだ ああ
おまえ
はるかな
いたみ