process はためいていた 駆け抜ける強度に ばたばたと 人の倒れていくのにも似た音がしていた 背骨は前のめりに突き刺さり 砂塵をいくら浴びても 自らの色に洗われるばかりだ 揺るぎない 青 いまはもうない どこへちぎれとんだとしても かわらず 揺るぎない 空だ